2013年11月24日日曜日

ssFlicker v1.3.xの更新内容

ssFlicker v1.3.0で出た不具合や要望をv1.3.3までに対応しました。
裏を返せば、v1.3.3までに対応しなかった内容は今のところ対応するつもりはありません。

なお、旧バージョンのapkが欲しい方はメールを頂ければ対応します。

ステータスバー起動、オーバーレイ起動、センサー起動がエラーになる


単純なバグでした。
Android 4.1(API16)以上じゃないと動かない機能を使っていたため、Android 4.0で動かなくなっていました。
v1.3.1で修正済み。


旧バージョンでのバックアップファイルのリストアができない


これも単純なバグでした。
試験の時に入れていたコードが残ったままでした。
v1.3.2で修正済み。


フォグラウンド実行でステータスバーにアイコンが表示される


ssFlickerではオーバーレイ起動とセンサー起動のフォアグラウンド実行をONにすると、サービスの起動優先度を高くしてkillされずらくすることが可能です。
フォアグラウンド実行をONにすると、ステータスバーにアイコンを表示する必要があるのですが、ssFlickerではちょっとした裏ワザでアイコンを非表示にしていました。
ところが、Android 4.3からこの裏ワザが効かなくなってしまいました。
そのため、v1.3.0ではフォアグラウンド実行をONにすると一律ステータスバーにアイコンを表示するよう仕様を変更していました。

やはりと言うべきですが、ちょっと不評だったため、v1.3.3にてAndroid 4.3未満ではアイコンを非表示するよう仕様を見直しています。
Android 4.3以上ではフォアグラウンド実行をONにした場合、変わらずステータスバーにアイコンが表示されますが、上述の通りAndroidの制限になるのでご容赦ください。


アイコンの画像を選択&トリミングができない


これもバグでした。
画像を選択&トリミングを選択した時点で、編集ダイアログが消えてしまっていため、画像を受け取れなくなってしまっていました。
v1.3.3で修正済み。


オーバーレイポイント(オーバーレイ起動の起点)がロック画面でも表示されるようになった


v1.3.0以前のレイヤではオーバーレイポイントを上辺に設定した際、ステータスバーの裏に隠れてしまう状態になっていました。
v1.3.0で表示レイヤを変更し、より前面に表示され、かつステータスバーを省いた範囲で表示するようにしていました。
その影響でロック画面よりも前面にオーバーレイポイントが表示されるようになりました。
が、そもそもロック画面よりも前面に表示されるのはセキュリティ上よろしくない点があるため、v1.3.3にて元のレイヤに戻しています。

他アプリから画面輝度の設定変更ができないと申告がありましたが、おそらくこの表示レイヤの影響です。
検証していませんが、v.1.3.3にて直ったと思います。


メニューポインタの右フリックが届かないため、編集モードに遷移できない


v1.3.0で動作対象をAndroid 4.0以上にしたことに合わせて、メニューポインタを追加しています。
縦画面の場合はドックの右端に表示されるのですが、機種によっては右フリック(編集モード)が届かなかったようです。
v1.3.3にてドックのレイアウトを若干変更し、左右の余白を拡大しました。
検証はできていませんが、これで修正されたと思います。

類似の話として、v1.3.0でメニューキー(物理ボタン or ナビゲーションバー)のメニューを押しても何も起こらないようになっていましたが、v1.3.3でメニューが表示されるように対応しました。


編集モードのプログレスバーが表示される間に画面をタップすると異常終了する


これもバグです。
たまたま気づいたため、v1.3.3で合わせて修正しました。


メニューポインタについての要望


メニューポインタについては色々要望をもらっています。
場所を移動したいとか、元の仕様に戻してほしいなどなど。
結論から言えば、今のところ現仕様から変更する予定はないです。

何かしらメニューポインタをカスタマイズ可能とし、仮に非表示、削除などを行ってしまった場合、編集モードやssFlickerの設定へ遷移できなくなってしまうため、再度メニューポインタを復活させる手立てがなくなってしまいます。

また、ssFlickerのみならず、デフォルトホームアプリにおいて重要なポイントとして、Androidの設定への導線の役割があります。
Android 4.0以上ではステータスバーからAndroidの設定への導線がありますが、ssFlickerではステータスバーを非表示にすることも可能です。
ssFlickerではAndroidの設定への導線としてメニューポインタを使っています。

メニューポインタの場所を変更するなどは考えてみたりもしたのですが、上記の理由で位置づけが重要なため、メニューポインタ導入時からカスタマイズ可能として不具合を出したくなかったのと、カスタマイズ内容の具体的イメージがいていないため実現していません。

そもそも以前のようにナビゲーションバーの一番右に縦の「…」で表示するためには、動作対象をAndroid 2.3にまで広げる必要があります。
実際には条件はもっと複雑なのですが、ssFlickerでは動作対象OSバージョンはなるべくシンプルしているため、「…」に戻すことはありません。


その他の要望


文字表示の設定を非表示にした場合、画面上部に表示されるウィンドウ(主にアプリが表示されるウィンドウ)に文字表示されるようになりました。
正直に言えばバグ(設計時の考慮不足)だったのですが、この対応はしません。
今の仕様としては画面下部に表示されるウィンドウ(フリックするウィンドウ)は文字表示なし、画面上部に表示されるウィンドウは文字表示ありとなります。

オーバーレイ起動時やNow起動時のssFlickerアイコンを戻したいという要望もありましたが、これも対応しません。
以前は背景色があったり、今回アイコンが白一色になったため見づらくなったという指摘はごもっともなのですが、今回はGoogle Nowライクにアイコンを変更しており、なるべく標準的なものに近づけることが目的であるため、このままとします。

2013年10月12日土曜日

ssFlicker v1.3.0の変更内容

半年以上の間をおいて、久しぶりにssFlickerをv1.3.0にバージョンアップしました。
実は夏ころには完成していたんだけど、色々気分が乗らずに放置していましたが、ここでリリースしました。

このバージョンでは見た目で分かるもの分からないもの、大小含めかなり多くの変更があります。
Android 4.0に合わせた機能変更が多いです。
他にも色々あるんだけど細かすぎる内容や、見てもよく思い出せない内容は省略しています。

・Android 2.3、3.xの開発終了。(v1.3.0はAndroid 4.0以上でないと利用できません)

・メニューポインタ
  →ドックの一番右端にあるやつ。これまでのメニューキーの代替。
・画面全般をTheme.Holoに変更
・横画面時のドックの配置を変更
  →縦横切替時にドックにあるアプリの配置が逆になっていたものを修正。
・タブレットにおけるGridView(アプリ一覧など)のカラム数を変更

・ドロワー機能の追加
  →メニューポインタ内の1機能としてドロワーを追加。
・履歴ポインタやタスクポインタでのアプリ起動処理ロジックが変更。
・ファンクションのマナーと音量を変更。
  →Androidのバージョンアップがあると毎回何かしら変更があるので、シンプルにしてみた。
・ファンクションの機内モードをAndroid 4.2以上で利用不可に変更。
  →Androidのバージョンアップに伴い制限されてしまったため。

・フォアグラウンド実行時にステータスバーにアイコンを表示するよう変更。
  →これまで裏ワザ的に非表示にさせていたものの、Android 4.3で強制表示されるようになったため、素直に変更。
・オーバーレイポイントの表示レイヤ変更
  →ステータスバーに被らないように、かつロック画面で表示されるようになっているはず。

・透明ウィジェットを拡大可能に変更
・透明ウィジェットのプレビュー画像変更、ウィジェット画像変更

・アプリアイコン、オーバーレイ起動アイコン、Now起動アイコンを変更
・一部オリジナルアイコンを変更

・ウィンドウ背景色やオーバーレイポイント色ののデフォルト設定値を変更
・バックアップディレクトリを変更
  →バックアップディレクトリを変更。

・オーバーレイウィンドウの選択時のアイコン(?)
  →こんなメモがあったんだけど、何をしたんだっけ。(-_-;)
   気になるなぁ。
(以下後日追記)
  →オーバーレイ起動時のアイコンのことでした。
   上に書いた「アプリアイコン、オーバーレイ起動アイコン、Now起動アイコンを変更」と同じ件でした。